肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしとは、手技施術を行った後に肩甲骨周りの施術を行うことにより、血液循環が上がり肩甲骨周りの筋肉が弛緩し、上げにくかった肩を上げやすくし痛みを緩和させます。肩甲骨はがしをするこちにより、四十肩で方が上がらない方にも効果的で、最初はかなりきついですがやる回数が増えていけば痛みの頻度が減り四十肩も早期に回復できる施術です。
巻き肩が酷い方にもかなり有効です。肩が正しい位置ではなくなるため、肩周辺の血流が悪くなり、首や肩のこりにつながっていき、肩が内側に入ると、胸の筋肉も収縮した状態になります。呼吸をする時に肺が思うように膨らむことができず、浅い呼吸になってしまいます。呼吸が浅くなると身体全体に酸素が届きにくくなり、そのため疲れやすので肩甲骨はがしは有効になります。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
首、肩、背中にかけての広い範囲が硬くなって重く感じ、痛んだりと、人によって自覚症状出ます。慢性化すると・頭痛・めまい眼・精疲労の原因になり、肩こりによる痛みや不快感は、もともとの体型や前かがみの姿勢を続けることなどによって、筋肉が緊張して血行が悪くなることで生じます。血行不良が進むと、肩こりが悪化しやすくなり筋肉の状態が悪くなると、ストレスや、座りっぱなしで動かない生活習慣が加わると、肩こりの不快感がさらに増し、症状を強く感じるようになります。首(頸椎)の形状も肩こりや首こりに影響します。頸椎は緩やかな前弯のカーブを描いていますが、パソコンでの作業やスマートフォンの操作などで前傾姿勢をとり続けることで、このカーブがまっすぐになったり(ストレートネック)、後弯したりします。5 kgもある頭の重さを支えるために首の筋肉に大きな負担がかかる為、頭の重さの3倍以上の18 kg、60度傾けると27 kgもの負担が首の筋肉にかかり肩の張りの原因になります。
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肩甲骨はがしをするメリットとは?
1 バストup スタイルup
肩甲骨が外に開いたまま硬くなると、胸の大胸筋や小胸筋は縮んだ状態になり、血流が悪くなってハリを失い、バストが垂れやすくなってしまい呼吸も浅くなるので、これらを改善すると良くなる。2 肩こりや首こりが改善
肩甲骨まわりの筋肉が緊張してこわばると血流が悪くなって柔軟性が失われ、肩や首にこりが発生。こわばった筋肉が血管を圧迫して疲労物質がたまると、痛みも生じやすくなるので施術すると良くなる。3 基礎代謝があがり、体質が改善しやすくなる
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなって動きが悪くなると、筋肉が衰え、基礎代謝が低下、そのため脂肪が燃えにくくなって太りやすくなり、背中や二の腕にも贅肉がつきやすいです。なのでここを肩甲骨を刺激し肩甲間部には褐色脂肪細胞が多くあるので、代謝が上がり体質の改善になります。
自分でできる肩甲骨はがし
簡単トレーニング
1.背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。
2.肘を90度に曲げて脇腹にピッタリつけます。3.そのまま手のひらを内側に向けた状態で開閉運動を10回繰り返します。
壁をを使っての体操①
1.壁の前に立ち、肩の高さで肘先~手のひらをつけます。両脚は軽く前後に開きます。
2.手の位置はそのまま上体を外側に軽く開き、胸の前を開いてゆっくり伸ばします。深呼吸をしながら行ってください。反対側も同様に行います。
壁を使ってのストレッチ②
1.壁の正面に体を向け、壁から30cmほど離れて立ちます。
2.足を肩幅に開き、腕を真っすぐ上げて両腕と胸を壁につけます。背中から腰にかけての伸びを感じながら5秒キープ。お尻は高い位置に保ちましょう。この運動を10回繰り返します。
タオルを使った体操
1.タオルの両端を肩幅の長さに持ちます。
2.背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、タオルを持った手をまっすぐに上に持ち上げます
当院の肩甲骨はがしとは?
オフィスワークや家事などで、体の前側の動きが続くと、肩甲骨が前方の大きな筋肉に引っ張られ開いた状態が続きます。同時に肩が前のめりになってしまい、肩甲骨が開いた状態で肩甲骨周囲の筋肉が血行不良へと陥るため、その筋緊張を解き、本来の肩甲骨の動きが戻るよう肩甲骨に関わる筋肉へとアプローチして行きます。
肩甲骨は、挙上、下制、外転、内転、上方回旋、下方回旋という、肩周りの様々な動きをサポートするため、多くの筋肉が関係しています。
関わる筋肉は、菱形筋、肩甲下筋、僧帽筋、大円筋、小円筋、棘下筋、広背筋、前鋸筋です。
大きな骨である肩甲骨の動きを元に戻すことで、周囲の筋肉が血行不良を改善し、筋肉の緊張をほどき、筋肉内に乳酸がたまらないよう、頸、肩や背中のこり・ハリを緩和して行きます。
その他、肩関節可動域の改善、猫背や巻き込み肩の改善、呼吸の質の改善、褐色細胞の活性化による代謝アップ、美容痩身といった改善が可能となります。