悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

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膝下の痛み
スポーツや運動でジャンプやランニングを頻繁に行うと、膝に負担がかかり、炎症が起こることで痛みが生じることがあります。

膝下の腫れ
膝のお皿の下あたりが赤く腫れ、熱感を感じることがあります。

膝下を押すと痛い
膝の下部に炎症があり、押すと痛みが悪化することがあります。

痛くて正座ができない
膝の痛みが原因で正座ができず、膝を深く曲げることが痛みを引き起こすことがあります。

繰り返しの痛み
スポーツや運動をすると痛みが生じ、休養を取ると痛みが軽減します。しかし、運動を再開すると痛みが繰り返し生じることがあります。

オスグッドについて知っておくべきこと

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オスグッド・シュラッター病は、成長期の子供や若いスポーツ選手に多く見られる膝の痛みを伴う症状です。主に、膝の下にある脛骨粗面という部分に負担がかかり、炎症や腫れ、痛みが生じます。オスグッドが成長期の子供に多い理由は、成長ホルモンの分泌が関係しています。成長ホルモンは特に成長期に多く分泌され、骨や筋肉の発達に重要ですが、この時期にスポーツや運動を頻繁に行い、ジャンプや走る動作を繰り返すことで膝に負担がかかり、脛骨粗面にある軟骨が剥離することがあります。

そのため、スポーツや運動を行う際は膝に過度な負担がかかる激しい運動は控えましょう。もし痛みが出た場合は、すぐに休息をとり、膝の周りをアイシングして炎症を抑えることが大切です。

症状の現れ方は?

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・ジャンプやしゃがむ動作を行うと、膝の下あたりに痛みが生じ、熱感や腫れを伴うことがあります。
・スポーツや運動をすると痛みが強くなり、休息を取ると痛みが軽減しますが、再度膝を動かすと痛みが繰り返し起こることがあります。
・膝のお皿の下にある骨(脛骨粗面)が隆起して見えることがあります。
・痛みのある場所に触れると痛みが悪化することがあり、特に押すとより強く感じることがあります。
・膝を深く曲げると痛みを感じることがあります。

当院では、施術に加えて、ご自身でできるケア方法や予防法の指導も行っております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

その他の原因は?

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オスグッド・シュラッター病の原因として、成長ホルモンが関与しています。成長期においては、骨や筋肉、腱が急速に発達しますが、そのため膝への負担がかかりやすくなります。また、筋肉の発達が不均衡であることも、オスグッドを引き起こしやすい要因となります。特に、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)が強く引っ張られることで、膝のお皿の下にある脛骨粗面という部分に繰り返しストレスがかかり、その軟骨が剥離することになります。

子供の骨には「成長骨端線」と呼ばれる成長部分があり、成長期に過度なストレスをかけ続けると、成長骨端線の発育が阻害され、痛みや変形を引き起こす可能性があります。

オスグッドを放置するとどうなる?

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オスグッド・シュラッター病を放置してしまうと、次のような問題を引き起こす可能性があります。

スポーツや運動だけでなく、日常生活でも痛みが生じることがあります。特に階段の上り下りや長時間の歩行が難しくなることがあります。

膝のお皿の下にある脛骨粗面が著しく出っ張り、骨が変形してしまうことがあります。

痛みが生じるため、不快感が生まれ、運動を控えるようになり、その結果、運動能力の低下や筋肉量の減少が起こることがあります。

膝関節の可動域が狭くなり、膝を曲げる動作が満足にできなくなることがあります。

症状が慢性化すると、成長が完了した後も痛みが引き続き発生することがあります。

当院の施術方法について

当院でのオスグッド・シュラッター病に対する施術方法は、原因の一つである大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)を緩めることから始まります。まず、遠赤外線を使用して患部を温め、血流の循環を促進し、筋肉の緊張をほぐします。その後、手技により膝周りの筋肉に刺激を加え、さらに血流を改善していきます。もし炎症が強く、熱感や痛みがひどい場合は、患部をしっかりとアイシングして炎症を抑えます。

また、オスグッド・シュラッター病に対してはストレッチも非常に有効です。当院では、オスグッド・シュラッター病に効果が期待できるストレッチの施術も行っており、施術以外でも、ご自身でできるストレッチや自宅でできるケア方法の指導も行っております。

改善していく上でのポイント

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オスグッド・シュラッター病を軽減していくためのポイントは、膝に負担をかけないように激しい運動を避け、痛みが和らぐまで休養をとることが重要です。痛みが強い場合は、炎症や腫れを軽減するために患部を冷やすことが大切です。また、筋肉の柔軟性を高めるために、軽いストレッチを行うことも有効です。痛みが和らいできたら、徐々に運動を再開することをおすすめします。

オスグッド・シュラッター病にかかると運動を避けがちになり、筋力が低下してしまいます。そのため、筋力を強化するためには無理のない範囲で運動を行うことが重要です。その他、オスグッド・シュラッター病について知りたいことやお悩みがあれば、ぜひ当院にご相談ください。